とうぎんオピニオン
| 新 年 を 迎 え て |
| 新年おめでとうございます。 昨年中は、格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございました。 皆さまにおかれましては、よいお正月を迎えられたこととお喜び申し上げます。 さて、昨今の経済状況をみますと、政府は、国内景気は“ いざなぎ景気 ”を超える戦後最長の景気拡大が継続しているとの発表をしております。しかし、実質的には、輸出を中心とする企業業績の好調さに支えられたものであり、内需拡大まで至っていない現状から、個人消費は弱含みな動きにあります。 また、県内経済においても、一部に景気回復の兆候がみられるものの、景況の地域間格差の拡大など、個人・中小企業等を取り巻く環境は、依然として回復の実感に乏しい、厳しい現状にあるといわざるを得ません。 その様な中、我々地域金融機関においても、ゆうちょ銀行の参入本格化など、厳しい金融戦国時代の到来が予想されています。 また、これからの地域金融機関の進むべき方向性は、グローバルな視点から見た場合、従来の予想を超えた大規模かつ広域化を目指す金融機関と、独自性を活かし地域への特化を目指す金融機関とに大きく二極化が進行していくと考えられます。 当行は、設立以来、地域に根ざした銀行として地域とともに発展してきた歴史があり、私は、その方向性を変える考えはありません。 そして今、当行がなすべきことは、地域に完全にとけこむために、知恵を絞り、さらなる独自性と強みを発揮することであり、それがこれからの厳しい競争の勝敗を決するといっても過言ではないと考えています。 知恵の競争である以上、当行も他行もスタートラインは全く同じであり、飛躍するチャンスが十分に見込める時ともいえます。 この考え方のもと、当行は、昨年4月より新中期経営計画“ 新・前・創 ”をスタートさせました。この計画は、当行の目指すべき姿を「地域の中小企業等育成・再生に注力する銀行」「地域社会にやさしい銀行」と定め、地域密着路線を一層強化するとともに独自性を発揮し、当行の企業価値をさらに向上させることを大きな目標としています。 今年は『亥年』です。猪突猛進のように、どんな困難にぶつかっても知恵とパワーを結集させ、まっすぐに力強く前進してまいります。 今年が、皆さまにとって、より良い年となるよう祈念し、なお一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。 |
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平成19年1月 頭取 浅沼 新 |