ABLの取扱いについて

　株式会社　東北銀行（取締役頭取　浅沼　新）では、この度　お取引先水産加工業者との間で、在庫や商品などの動産を担保とした、新しいタイプの融資枠設定を行いましたのでお知らせします。
　ABL（アセット・ベースト・レンディング）とは、流動資産一体担保型融資と呼ばれるもので、企業の事業活動から派生する「在庫→売掛金→流動性預金」という事業のキャッシュフローに着目し担保とすることによって、一定の極度枠融資を設定する仕組みとなっています。
　ABLは平成17年10月からの動産譲渡登記制度の運用開始に伴うもので、地銀単独での取組みは、県内で初（第１号案件）となります。
　当行は、地域金融機関として中小企業融資への積極的な取組みを展開しておりますが、アグリビジネスへの取組み、不動産担保・保証に過度に依存しない融資の一環として、今後もABL等新しいタイプの融資に取組んでまいります。