ABL(流動資産一体担保型融資)取扱いについて
株式会社東北銀行(取締役頭取 浅沼 新)では、この度、医療関連器機卸売業の株式会社快テック(代表取締役 菅野 卓矢)との間で、在庫や商品などを担保とした新しい枠組みの融資枠契約を行いましたのでお知らせします。 本件のABL(流動資産一体担保型融資)では、株式会社快テックの事業活動から派生する「海外仕入→在庫→売掛金→流動性預金」という事業のキャッシュフローに着目し、それらを担保とすることによって一定の極度枠契約を設定する仕組みとなっています。株式会社快テックはAED(自動対外式除細動器)収納ボックスを取り扱っており、全国へAEDを広めていく事業を展開しています。また、株式会社快テックの事業ステージはスタートアップ期にあり、今回のABL融資はベンチャー企業支援として非常に意義のある取り組みといえます。 当行では平成18年7月に単独でのABL融資取扱を開始し、本件が2件目の案件となります。 当行は、地域金融機関として中小企業金融への積極的な取り組みを展開しておりますが、アグリビジネスへの取り組み、不動産担保・保証に過度に依存しない融資の一環として、今後もABL等新しい形態の融資に取り組んでまいります。 |
本件に関するお問い合わせ先 | 戦略サポート室 佐々木(3376) Tel 019-651-6161 |
ABLスキーム図
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事業成長プロセスのイメージ図
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