「いわてインキュベーション2号ファンド」への出資について
このたび当行は、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社(本社:京都市)が設立する「いわてインキュベーション2号ファンド」に出資いたしました。 本ファンドは、原則として岩手県内に事業拠点を有し、かつ今後の高成長が期待される未公開の中小・ベンチャー企業を投資対象とし、投資による長期の資金支援とハンズオン(※1)型の積極的な経営支援を通じて、投資先企業の株式公開を目指してまいります。 事業実績や担保がない場合でも、事業の将来性やビジネスモデルに着目した直接金融(投資)手段により、岩手県を牽引するリーディングカンパニーの創出・育成を支援し、またこれにより、県内に根付き始めた株式公開志向をさらに拡大させていけるものと考えております。 |
■ いわてインキュベーション2号ファンドの概要 |
名 称 |
いわてベンチャー育成2号投資事業有限責任組合 |
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総 額 | 設立時 190百万円(平成18年2月20日現在) 最終目標 500百万円 (今後、他の県内企業・支援機関等からの出資が見込まれております。) |
設 立 時 出 資 者 |
(株)東北銀行、(株)北日本銀行、フューチャーベンチャーキャピタル(株)、FVCグロース投資事業有限責任組合 |
設 立 日 | 平成18年2月20日(月) |
存続期間 | 平成27年12月31日までの約10年間(ただし、2年まで延長可能) |
投資先企業 | 原則として岩手県内に本社もしくは事業拠点を有し、成長性が高く、株式公開を明確に志向する中小・ベンチャー企業を投資対象とします。 スピンアウト(※2)、産学官連携、アグリビジネス関連企業については、特に注目してまいります。 |
投資方法 | 株式、新株予約権付社債、新株予約権の取得 |
1社あたり 投 資 額 |
平均50百万円程度 (投資先企業の資金ニーズやステージにより変動します) |
運営会社 | 投資先企業の選定およびファンドの運営・管理は、無限責任組合員であるフューチャーベンチャーキャピタル(株)が行います。 有限責任組合員である当行は、無限責任組合員と共同して投資先の発掘や企業育成支援に取り組んでまいります。 |
(※1) | ハンズオンとは |
単に資金を投資するだけでなく、投資後の育成(フォローアップ)に重点を置き、様々な形で経営アドバイスを行いながら積極的に経営に参画し、投資先企業を育成していく投資手法です。 | |
(※2) | スピンアウトとは |
企業内の事業部門や活用されていない研究開発成果・ビジネスアイデア等を切り離し、一企業として独立させて事業展開を行うことです。 |