東北銀行は「地域金融機関として地域社会の発展に尽くし共に栄える」との経営理念により創業され、当行の人材育成もこの理念に基づいて行われています。
新入行員の場合、まず最初に採用内定者研修で、銀行業務の基本や東北銀行の経営方針、社会人としてのビジネスマナーなどを学ぶことになります。カリキュラムには、堅苦しい講義ばかりでなく、レクリエーションも盛り込まれています。
4月1日、各支店に配属されたあとは、OJT(職場内実務研修)による実務研修、本店や事務センターを会場にした集合研修があり、業務知識や端末機のオペレーションなどを身につけることになります。OJTでは、年齢の近い先輩行員が指導するユニークなブラザー・シスター制度があり、忌憚なく学べる環境を整えています。この際、指導にばらつきのないよう“指導小切手”という独自の教育を設けています。さらに、各支店には中堅クラスの職場研修指導員がいて、研修計画を立案したり、レクリエーションを企画するなど、店内のコミュニケーションづくりに取り組んでいます。
当行の最大の特長は、通信教育を主体にした“自己啓発”に力を入れていることで、必修と選択によって、段階的に学ぶことができます。また、公的資格取得奨励金制度や中小企業診断士の資格を得るための中小企業大学校入学制度など、さまざまなかたちで資格取得に至るバックアップ体制を敷いています。
階層別教育の充実にも力を入れており、中堅行員啓発講座や管理職研修など多彩な研修制度を設けています。
当行の教育研修制度には、"仕事人間"ではなく、生き方を見つめ直し自分自身の生きがいを大切にするヒューマンな姿勢が息づいています。
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