現在の仕事
私は現在、支店長として釜石支店全体を統括する仕事を行っております。支店長という肩書ではありますが、釜石支店を一つの会社と考え、いわば経営者として限られた経営資源(人、モノ、金)をいかに効率よく活用し、地域社会のお役に立てるのか、常に考えながら仕事をしております。
時代とともに地域銀行を取り巻く環境が変化し、お客様へのサービスも多様化し、また、地域社会で果たすべき役割や地域銀行に対する期待値も、年々高まってきております。
日々新たな情報を取得し自己研鑽を行わなければ、環境の変化についていけなくなる緊張感もありますが、期待値×お客様貢献度=感謝と考えれば、期待値は高まり続けるわけですから、努力次第でより多くの感謝(収益)をいただける、チャンスの多いやりがいのある時代の真っただ中にいる、そんな気がします。支店経営者として、チーム全員で多くの感謝を集められるよう、明るく前向きに努力し続けたいと思っています。
入行動機
東京の大学へ進学していましたが、常日頃から両親には「地元に戻り公務員になれ」と言われていました。公務員は別として、岩手へ帰郷し地元の役に立ちたい気持ちは抱えていました。自分の夢や将来の目標がなかなか見つからない状態で、さまざまな業種へ企業訪問しました。その中で、当行を訪問した際の採用担当者の温かい人柄と、銀行業界へ飛び込む事で、金融については何も知らない自分を鍛え社会の役に立てるのではと決意し、当行へ入行しました。
振り返れば入行して20年経ちましたが、熱い気持ちを持ちながらも人柄のいい人材が多く揃った会社へ入行できて、本当に良かったと思っています。
入行時よりは知識や経験が増えましたが、これからも自分を鍛え、地元の発展のために貢献したいという気持ちは変わりません。
自分の中で決断が必要な場合、自分にとってどっちが前進する方かを考え、選択しています。不安やプレッシャーが大きくとも、「迷ったら進め」をコンセプトに、逃げることなくチャレンジする事にしています。就職活動中のみなさんも、明るく前向きに迷ったら進みましょう。