行員インタビュー1

武田 優TAKEDA YUTAKA
大学時代にソフトウェア情報を専攻し、卒業後システム会社に就職。2017年にとうぎんに入行し、現在はシステム開発やネットワークなどインフラ整備の業務に携わる。とうぎん入行後にIT資格では「情報セキュリティマネジメント」を、また金融資格では「金融AMLオフィサー」を取得。
滝村 優TAKIMURA YU
百貨店勤務、輸入車ディーラー勤務を経て、2025年に「待ちの販売ではなく攻めの営業がしたい」という思いでとうぎんに入行。現在は本店営業部の渉外課で法人の取引先を担当し、これまでの経験を活かしながら融資案件の提案などを行っている。現在、中小企業診断士の資格取得に挑戦中。


培ったスキルやキャリアを
活かせる「やりがい」がある。
武田
現在、システム統括部で、行内で利用しているシステムや、パソコンやサーバー、ネットワークなど情報機器の導入・維持・管理に関する業務、そして迷惑メールやフィッシングなどを防ぐセキュリティ対策の対応などを担当しています。
滝村
本店営業部の渉外課で、先輩行員に同行して法人の取引先を訪問し、要望の聞き取りや提案などを行っています。また取引先の決算書を基に分析、査定して、融資案件の稟議書作成も行っています。
武田
滝村さんは入行してまだ日が浅いので、先輩行員に同行することが多いと思いますが、実際に取引先と商談してみた印象はどうですか。
滝村
やはり当行に寄せられる信頼と期待を強く感じました。そして、先輩たちがお客様の思いに応えてきたからこそ現在があることを実感し、一日も早く先輩たちのようになりたいと努力することが大きなモチベーションにつながっています。武田さんはシステムで当行の根幹を支える立場なので大変なことも多いと思いますが。
武田
IT業界は新しい技術や仕組みが次々と登場するので、銀行としてそれら新しい技術への対応が迫られるケースがあり、限られた人員で対応していくにはどうしても限界があります。そのため担当業務を分担しながら日々業務をしていますが、常に全てが解決できたと感じることは少ないという感じですね。
滝村
システムは通常通り動いていて当然と思われているので、陰で支えるやりがいとともに大きな責任感が求められる仕事ですね。


「とうぎん」への転職、
そのきっかけと理由。
武田
私の場合、スキルを活かす転職でステップアップしたいと考えていた頃に、知人に当行を紹介されたことがきっかけでした。もともと母が利用していたこともあり、子どもの頃から実家では「とうぎん」がメインバンク。私自身、社会人になりたての頃にはマイカーローンでお世話になり、私にとっては銀行=東北銀行で、その点で違和感なく自然に転職を決めました。
滝村
私は中小企業診断士を目指す中で、資格取得のために転職を考えだした頃、中小企業支援に力を入れているという当行の求人を見て応募しました。実際に企業支援の仕事に携わることができるということ、そして福利厚生がしっかりしていて、勉強に集中できるとも考えました。また、土日が休みなので家族との時間もとれる点もポイントでした。実は私も実家の近くに当行の支店があり、自分の口座を持っていたので親近感がありました。
武田
お互いに転職前から「とうぎん」と縁があったということですね。私の場合、転職理由には単純に「銀行のシステムはどんな感じなんだろう?」と知りたい気持ちもありました。実際に仕事をしてみると「こんなに多くのシステムを利用することで銀行業務が回っているのか」と驚きました。待遇面では、資格取得などをサポートしてくれる制度があってとてもありがたく感じています。入行後にIT資格の「情報セキュリティマネジメント」と、金融資格「金融AMLオフィサー」を取得することができました。
滝村
私も現在「中小企業診断士」資格取得に挑戦していますが、当行では一人ひとりの挑戦と成長を後押ししてくれるのが嬉しいですね。

入行して感じた
「とうぎんのDNA」。
武田
入行してすぐに感じたのは、行員のみなさんがフレンドリーで接しやすいということでした。システム担当という業務上、いろいろな役職者と接することが多く、最初は話をしにくいことも覚悟していましたが、実際にはそうではありませんでした。これはたぶん、当行の全員がお互いに感じ合っていることではないかと思います。
滝村
そうですね。入行前は銀行というと、厳しいルールや目標があり厳格で常に緊張感が走る職場だと思っていましたが、入行してみて、もちろん緊張感はありますが、どうやってみんなで目標を達成するか、という前向きなコミュニケーションが活発な雰囲気でした。あるお客様の定期預金の更新の際、50年前の創業時大変お世話になったので取引を続けていただいているという話をお聞きし、地域企業に寄り添うことで信頼を得ているのだなと感じました。目標達成も大事にしていますが、どうしたらお客様にとって最善なのかという、お客様第一の視点も感じます。
武田
お客様第一の視点、それに尽きますね。私も目標自体は、地域のお客様の支えとなり発展をサポートしていくことですが、システム部門はお客様と直接向き合うことはないので、実際にお客様と接している営業店や他の部署の行員を支えるのが使命だと思い、いかに行員のみなさんがスムーズに仕事ができるかを常に考えています。
滝村
ありがたいです。しっかりとしたシステムが構築されているからこそ、営業現場でも安心して商談が進められますし、お客様視点でも利便性の向上につながっています。今後もし、現場からシステムに関するリクエストなどがあれば、真っ先に武田さんにフィードバックしたいと思います。お客様のために各部署が速やかに連携することも「とうぎんのDNA」だと感じます。
「お客様」と「地元地域」の
今後のために思うこと。
武田
現在、少子高齢化など地方は人口減少が進んでいますが、岩手で生まれた人が岩手に住み続け、住んで良かったと思える環境の整備等に役立つことが、これからも銀行の成すべきことだと思います。現在の業務では、直接地域のお客様の支えとなるような場面は少ないですが、営業店の行員の努力が報われ、その先にいるお客様が幸せになれるよう日々努力することをやりがいとしていきたいですね。
滝村
同感です。銀行の業務はまだまだ勉強中ですが、地元のお客様に頼りにしてもらえるような存在になることが当面の目標です。そして自分自身が成長する中で、お客様に対するより質の高いご提案をして喜んでいただけた時に、これまで以上のやりがいを感じるのではないかと思います。
武田
まず自分が成長すること、まさにその通りだと思いました。今後は、行内インフラ環境の完成が大きな目標です。まだまだ道半ばという状況ですが、その中でも自分自身は少しずつ進歩していると思います。目の前の課題を解決する=スキルアップと捉えてチャレンジを続けていきたいと思います。
滝村
私も中小企業診断士の資格を取得し、地元企業の支援をすることで、地域活性化のお手伝いをすることが目標です。また、お客様が何を求めているのか、どうしたら良い方向に進むのかなど先を読む能力や、俯瞰的に状況を見て冷静に分析する能力に磨きをかけていきたいと考えています。