ためる・ふやす

知ってトクする お金の話 ゆとりある生活を送るためには、あなたの人生設計に合わせたお金の運用が大切です。

少子高齢化

少子高齢化の進行により、年金・医療などの社会保障分野において現役世代の負担増が予測されています。ゆとりあるセカンドライフのためには早めの資産づくりで老後に備える必要があります。

1965年、65歳以上1人に対して20~64歳は9.1人。2012年、65歳以上1人に対して20~64歳は2.4人。2030年、65歳以上1人に対して20~64歳は1.7人(推定)。

インフレ

インフレーション(持続的な物価上昇)が起こると、お金の実質的価値は低下します。対処法としてはそれに見合うだけの金利を得るというものがありますが日本では長く低金利が続いています。将来の生活を守るため、資産づくりは重要といえます。

お金、現在100万円→利率年0.01%、5年後100万500円。モノ、現在100万円→インフレ率年2%、5年後110万4,080円。1991年から2015年。学校給食費(小学校高学年/年額)約14%上昇、水道料(20m³)約40%上昇、小麦粉(1㎏)約10%上昇。

為替変動

日本は、食料やエネルギーをはじめ、多くのものを輸入に頼っています。
為替が変動することで、身の回りのものの値段も変わってくるため、お金の実質的な「価値」も変動します。

為替の変動による物価変動のイメージ ※ハンバーガー1個を1ドルとして計算 円高1ドル=80円の場合、80円で買える。円安1ドル=120円の場合、120円出さないと買えない。

72の法則

72の法則とは、元本からお金を2倍にするために、どのくらいの年数が必要かを算出するための数式のことです。
長らく日本の国内預金金利は超低金利が続いています。預金金利収入だけで資産を増やすのは非常に難しい状況です。
さまざまなライフイベントに対して、計画的に準備をしておくことが必要です。

お金の2倍にするのに必要な年数。年利回り0.1%>約720年。年利回り2.0%>約36年。年利回り5.0%>約14年。

お金の色分け

人生においては、様々な節目がありますが、豊かな生活を送るためにもゆとりある財産づくりは欠かせません。そのためには、まずはじめに、あなたの人生の過程で「いつ」、「どのくらい」のお金が必要となるかをはっきりさせる事が大切です。
まずは、目的に合わせたお金の色分けを行ってみましょう。

つかう、生活費や急な出費など、日々の生活に必要なお金。金融商品の例、普通預金、定期預金。ためる、教育費やマイホーム購入など、使いみちが決まっているお金など。金融商品の例、定期預金、国債、定額個人年金保険など。ふやす、当面使う予定のないお金、ゆとりのある老後に備えたお金など。金融商品の例、外貨預金、投資信託、変額個人年金保険など。そなえる、病気や介護にそなえるお金など。金融商品の例、医療保険、がん保険、平準払終身保険など。のこす、将来の家族のためにのこしたいお金など。金融商品の例、一時払終身保険
ページトップへ